仏像 中坊竜堂作品紹介

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東大寺戒壇院 塑造四天王立像(国宝)

本来はインド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で、後に仏教に守護神として取り入れられました。以後、仏教における天部の仏神とされています。 須弥山頂上の「とう利天」に住む帝釈天の部下として八部鬼衆を所属支配し、須弥山の四つの門を守っているとされます。 この天に住む者の身長は半由旬『(1由旬(ゆじゅん)は、牛車の1日の行程をさし、約7マイルあるいは約9マイルなど諸説あり。』)、寿命は500歳で、その一昼夜は人間界の50年に相当すると言われます。日本では一般に革製の甲冑を身に着けた唐代の武将風の姿で表されます。 四天王像として最も有名な、東大寺戒壇院の像です。

持国天、3角度

四天王 持国天 国宝 東大寺戒壇院

持国天(じこくてん)、梵名ドゥリタラーシュトラ。『国を支える者』の意味をもちます。 持国天は四天王の一体、東方を護る守護神として造像される場合が多く、仏堂内部では本尊の向かって右手前に安置されるのが原則です。 持物は刀の場合が多いです。仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1人として東面の中腹である第四層の賢上城に住み、東の方角、 或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち東勝身州(とうしょうしんしゅう)を守護するとされます。 また、乾闥婆や畢舎遮を配下とします。

増長天、3角度

四天王 増長天 国宝 東大寺戒壇院

増長天(ぞうじょうてん、ぞうちょうてん)、梵名ヴィルーダカ。 三昧耶形は刀剣、戟。増長天は、四天王の一体、南方を護る守護神として造像されます。 仏堂では本尊の向かって左手前に安置するのが原則です。持物は刀や剣の場合が多いです。 仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1人として南瑠璃たに住み、南の方角、 或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち南贍部洲(なんせんぶしゅう)を守護するとされます。 また、鳩槃荼や薜茘多(餓鬼)といった眷属を配下とします。

広目天、3角度

四天王 広目天 国宝 東大寺戒壇院

広目天(こうもくてん)、梵名ヴィルーパークシャ。 ヴィルーパークシャとは本来梵語の解釈から「尋常でない眼、特殊な力を持った眼」さらに千里眼と拡大解釈され、広目と訳されました。 三昧耶形は三鈷戟、羂索。広目天は四天王の一体、西方を護る守護神として造像されます。仏堂内では本尊の向かって左後方に安置するのが原則です。 仏の住む世界を支える須弥山の4方向を護る四天王の1員として白銀たに住み、西の方角、 或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち西牛貨洲(さいごけしゅう)を守護するとされます。 また、諸龍王や富単那(ふたんな、梵名puutana。子供の熱病を引き起こす病魔)を配下とします。

多聞天、3角度

四天王 多聞天 国宝 東大寺戒壇院

多聞天(たもんてん)、梵名ヴァイシュラヴァナ。 四天王の一員としてだけでなく、アジアの広い地域でも、独尊として信仰の対象となっています。 ヴァイシュラヴァナという称号は本来彼の父親の名に由来しますが、「よく聞く所の者」という意味にも解釈できるため、多聞天(たもんてん)とも訳されます。 三昧耶形は宝棒(仏敵を打ち据える護法の棍棒)、宝塔。仏の住む世界を支える須弥山の北方、天敬城に住み、或いは古代インドの世界観で地球上にあるとされた4つの大陸のうち 北倶盧洲(ほっくるしゅう)を守護するとされます。また、夜叉や羅刹といった鬼神を配下とします。

聖徳太子二歳像、3角度

聖徳太子二歳像 円成寺

聖徳太子二歳像は、南無仏太子像ともいいます。生まれてから一言も発せられなかった太子が、二歳の2月15日に合掌されて東方に向かって、 「南無仏(仏法に帰依するの意)」と唱えられ、同時に御手の間から仏舎利(お釈迦様のお骨)がこぼれ落ち、お体からは妙(たえ)なる香りが立ち上った、 という逸話に基づいたお像です。上半身裸で、緋色の袴をつけて合掌しておられます。

天蓋天人、3角度

天蓋天人(縦笛) 白鳳時代 重要文化財 法隆寺金堂

縦笛を吹く天人と、琵琶を奏でる天人が公開されています。法隆寺金堂に祀られる仏様の天蓋に二十四体の飛天が取り付けられていました。 いずれも連台に座し、楽器を奏する姿であり、天衣と蓮花唐草をあしらった透け彫りの光背をつけておられます。 に髪を結い、顔は面長で角張っており、いかにも童子を思わせるあどけなさがあります。作品は彩色を再現したものです。

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